貯蓄計画はどこから始める?あなたの貯蓄のチェックポイント!

【FP通信】マネーについて

◇貯蓄計画はどこから始める?

既に貯蓄がしっかりと出来ていらっしゃる方にこのままお読み頂くのも
貴重なお時間を使って頂く上で恐縮なので、二つ質問を用意させて頂きました。
もし、どちらともYESであれば、このページは読み飛ばして頂ければと思います。


Q1 毎月、あるいはボーナス毎に金額を決めて貯金している。  YES / NO

Q2 毎回の貯金に対し用途別に名前を付け、それ以外の支出では YES / NO
極力使わない様にしている。                 


いかがでしょうか。
年間100世帯以上のお客様とお話させて頂いた中で分かってきた事としましては、

「貯蓄が計画的に出来ている方」の共通点は
「毎月決まった金額を貯蓄として取り分けている」という事が明らかになりました。


お金と言うのは「あればついつい使ってしまう」という方が私を含め多いかと思いますので、
「最初から取り分けておいて手が出せない様に」管理しておくと自動的に貯金をする事が出来ます。

しかしながら、Q2の質問はさらに重要です。

私もそうだったのですが、貯金に名前を付けずに毎月頑張っていると、
ある時「奮発して旅行に行きたい!」「何か自分にご褒美をあげたい!」という
欲求に駆られることがあります。

また必要な買い物(家電用品や自家用車等)であっても、十分な貯金があれば
不用意にグレードの良い、高い物を買ってしまう事もあるかと思います。

そこでさらに「貯金が計画的にできている方」にその訳をお伺いしていくと、
『住宅購入用頭金』『教育費』『老後』『生活費予備資金』など、貯金に名前をつけ
その用途以外で使ってしまわないようルールを作っているという事が分かりました。


例えば、
住宅購入用に月2万円・5年間(5年後購入)
子供進学費用に月2万円・10年間(11年後大学進学)
老後に向け、公的年金の足しに月1万円(定年まで)
緊急出費用(慶弔費・交際費・旅行・家電買換え等)に、普通口座に月1万円(定年まで)

この様な感じです。年中、お客様毎に将来設計をし、貯蓄計画を立てるお手伝いをしておりますが、
考え方はいたってシンプル。一度整理されてみてはいかがでしょうか。

ファイナンシャルプランナーは、『お金に名前を付ける仕事』だと最近よく思うようになりました。
ファイナンシャルプランナーを志す前は漠然と自分のお金の使い方に疑問を感じていました。

そんな中、今回ご紹介させて頂いた「1ヶ月働いて貯蓄分働いているのは1日だけ事件」を
きっかけに「未来の自分への準備を徹底しよう」と思い改めることになったわけです。
貯蓄がしっかりできるという以上に、私にとっては効果のある気づきになりました。

「将来家を買う為にひと月に2日間、辛い時も踏ん張ってみる」
「自分のお小遣いの為にひと月に1日、楽しんで仕事をする様工夫する」
「老後の自分の為にひと月に2日間、意識して仕事をする」
などなど、

ざっくり「毎月〇万円貯金する」というだけでは中々頑張り続ける気になれなかった貯金も、
目的がハッキリすると苦労なく続けられるように気持ちが変化しました。

いつも何気なく過ごしている時間、使っているお金も、
見方を変えて名前をつけると楽しみ方・活かし方が変わってきます。


今回のFP通信が何かの参考になれば幸いです。

ここまでお読み頂きありがとうございました。


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貯蓄の基本とは?貯蓄について学びたい人必見です!

【FP通信】マネーについて

◇FP山本が貯蓄の重要性に気付いた日

◇はじめに
日本の社会保障制度について考えていると、改めてその負担額の大きさに驚かされます。

厚生年金保険料の会社員負担分は
★標準報酬月額(≒大ざっぱに言えば大体ひと月のお給料)の8.56%。(H25年9月〜H26年8月の数値)

また、健康保険料・介護保険料の会社員負担分は
★40歳未満、65歳以上の人は4.985%
  40歳以上、65歳未満の人は5.761%。(ともにH25年9月〜H26年8月の数値)

大ざっぱに言えば、給料の約14%が社会保険料として引かれているという事です。

言い換えると、月に22日間(30日-8日休日)働くとして22×14% ≒ 3日間。
ひと月に3日間は社会保障制度を維持する為に働いている!
という事になります。(※これは会社員・公務員の方であれば負担率が一緒なので大差ありません)

仮にある、20代の月収24万円のサラリーマンを例にお話ししますと
収入24万円/月を衣・食・住・貯蓄・社会保障・税別に
日数単位で当てはめてみますと、
次の様な支出割合となりました。

図衣:1日(被服費、クリーニング代≒約1万)
食:3日(自炊費、外食費、飲み会代・交際費≒約4万)
住:13日(家賃、水道光熱費、通信費≒約13〜14万)
貯蓄:1日(銀行預金、自己投資の為の勉強費含む≒約1〜2万)
社会保障・税:
4日
(厚生年金・健康保険・所得税・住民税等≒約4万)

「これは大変だな…」と思いました。

この方の場合ですと1ヶ月働いて
貯蓄(将来への備え)の為に働いているのは実質1日だけということになってしまいます。

イソップ寓話の『アリとキリギリス』で言えば、
冬への蓄えをせず遊んで暮らしているキリギリス同然だ…と感じたのです。

普通我々が貯金をするとしますと、月1万円から2万円の貯蓄というように金額で考えがちですが、
大事なのは金額ではなく割合だという事に気が付いたのです。
 

社会保障費や税金は給料によって異なりますが、割合は事前に分かりますので図2

残った手取りの所得を上手く分配する必要性があるのです


次回は貯蓄計画についてのお話になります。

ファイナンシャルプランナーとなってお客様達と将来設計をする中で、
一人でも多くの方に「良い気づき」があれば良いなと思いながら日々研鑚に励んでおります。
今回のFP通信が何かの参考になれば幸いです。

ここまでお読み頂きありがとうございました。



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ねんきん定期便ってどう見るの?50歳以上の方にお教えします!

【FP通信】年金について

今回も「ねんきん定期便」についてのお話となります。

前回は50歳未満と50歳以上の方では、見かたが異なると申し上げましたが
今回は50歳以上の方の読み解き方をご紹介いたします。

50ijo

※下記は上記画像の拡大したものです。
50歳以上受給

○を付けている部分が「年金支給見込み額」です。
この見込み額は、「同額保険料を納めていった場合に受け取れる金額」です。
今後大きくご収入が変化されない限りかなり正確な数値を表しているといえます。

■老齢基礎年金の満額に満たなかった場合、満額まで増やせる可能性があります。
黄色で○を付けている部分について、ご自身のねんきん定期便をご覧ください。
平成25年10月からの老齢基礎年金の満額は「778,500円」です。
もし、ご自身のねんきん定期便の数値がこれより少なかった場合、
満額まで増やせる可能性がございますので下記をご参照ください。

※任意加入制度
60歳までに老齢基礎年金の受給資格期間(25年)を満たしていない場合や
40年の納付済期間がないため老齢基礎年金を満額受給できない場合、
次の期間や該当する方は任意加入することができます。
厚生年金・共済組合に加入していないときは60歳以上(申出された月以降)でも任意加入することができます。

1)年金額を増やしたい方は65歳までの間
2)受給資格期間を満たしていない方は70歳までの間
3)外国に居住する20歳以上65歳未満の日本人

■今から任意加入して保険料を納める事って、費用対効果はどうなんですか?
結論から先に申し上げますと「平均寿命まで生きれば悪くない計算」です。
満額受給は40年(480月)保険料を納めると達成できますので、
778,500円÷480月より一か月国民年金保険料を払うごとに「1,621円」の年金が増えるわけです。
一方、平成25年度一か月分の保険料は「15,040円」。
このため、損益分岐点は
15,040円÷1,621円より約9年ですから、65歳から9年後の「74歳」で元が取れる計算になります。

「現行制度でご自身がどれ位年金を受け取れるのか」イメージして頂き、
これからどうするか「考えるきっかけ」にして頂きたいと考えております。

お役所や社会保険事務所は、ねんきん定期便のみかたは教えてくれますが
皆様の生活費や住宅費、教育費の事などは職務外ですのでお伺いしません。

これからどうするか」「いくら位を目標に貯金すればいいか」お考えでしたら、
ファイナンシャルプランナーとして「FPコーチ」をどうぞご活用くださいませ。
 
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